月と太陽の陰陽アロマ

暮らしの中で呼吸が深まり笑顔になるとき。それは、風を感じ、香りを感じるときが多い気がします。

私がアロマセラピーを取り入れだしてから、香りを嗅いだとたんにホッとするように自然に笑みが浮かぶ人を

たくさん見てきました。

香りには、私たちが頭で考えている場所とは違う、感情や記憶に働きかける力があります。

遥か遠い昔から、私たちは植物とともに暮らしていました。。。。

花や葉、フルーツの香り。森の香り。植物の香りは、私たちの心や身体にさまざまに働きかけます。


アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使って、心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法です。

エッセンシャルオイルは私たちを自然へと戻してくれる美しさがあります。

~ 陰ヨガ(アロマ)リラックス ~

----- 陰ヨガのもととなる思想・陰陽五行説はバランスの哲学  -----

2500年以上前から伝わる中医学の陰陽学説は中国古代の自然哲学です。先人たちは太陽と月の規則的な動きを見て宇宙は生きていると考えました。

陰気、陽気のバランスは暦や四季をつくり、陰陽論は私たちの考え方にも重なります。

この陰気と陽気は、五つの元素を形成させ、自然界では木行・火行・土行・金行・水行の五行です。

五行のイメージは自然界の「季節」。中医学では「五季」とされ、「春・夏・長夏・秋・冬」のことを言います。
中医学では私たち人間も、自然界の一部分と考え季節の変化に体や感情まで影響を受けています。
例えば、五季と人体の五臓「肝・心・脾・肺・腎」は密接に関連しています。

肝は春で怒りとつながり、心は夏で喜び、脾は長夏で思い悩むこと、肺は秋で悲しみ、そして腎は冬で怖れ、それぞれの季節ごと各臓器の働きや感情とつながる考えです。

感じるヨガ、身を委ねるヨガである「陰ヨガ」の時間に相性のよいアロマブレンドの芳香浴も行います。

おうちでも精油がある方は試されてください。アロマスプレーも作れますので購入希望の方はご連絡ください。

8月のアロマブレンド 

火・心

ラベンダー・パチュリ・フランキンセンス・イランイラン

心の中核を支え、感情のバランスをとり「心(神)」を鎮める働きがあります。思考がしっかりグラウンディングしてないと、あれこれ考えて不要な心配をしたり、焦りを感じて不安になったりすることがあります。
こういったことは心の成長のきっかけにもなりますが、長期化したり過度な不安や焦りを感じることで、逆に心が消耗し疲労します。


呼吸は深まり、思考がグラウンディングし、楽しさや喜びの感情をもたらしてくれるようなブレンドとなりました。自信を取り戻すことを促し、イライラや落ち着きのなさが和らぎます。

女性的なエネルギーを高めてくれるような華やかさもある香りです。