屋形島へ
毎年訪れている大分県南に位置する屋形島。
佐伯市蒲江港から船で10分ほどの場所で島民は13人?ほどだそうです。小さな島にはお店もなく、良い意味で「時間」が戻っていくような、私も大好きな場所です。
ヨガで繋がった仲間でもある屋形島ゲストハウスオーナーの猛くん。ゲストハウスの中には、猛くんの本やレコードなど、興味深いものがたくさん並べられていて、一人できて特別なことをするわけでもなく、本をよんだり、ぼーっとしたりして滞在することもオススメです。
↓ゆったりと少人数でのいつものヨガリトリート。今回はアートも!
さて、あなたが一人で旅をするとしたら、旅の計画はしっかり立てるほうですか?時間が制限されていなければ特に計画をかける必要はないかもしれません。行きたいところは計画の中に押さえておいて、あとはその場で考えてもどうにかなるといったところで、その場その場での出会いが後から思い起こす旅の楽かった記憶に残っていくのかもしれません。
夕食後はいつもゲストハウスオーナーの猛くんといろいろなことについての考えを語ったりするのですが、今回の会話の中で頭に残った言葉。
島に住んでいると海はすべてと繋がっていることがわかる。雨風や荒れた天気のあとの浜は、どこか遠い場所でだれかが捨てたゴミが流れ着いてくる。無意識に捨てているゴミが漂い流されてくる。
浜のゴミを拾っても拾ってもその無意識の流れはなくならないから、海辺のゴミを拾ってくれることはとてもうれしいことだけれど、根本の解決にはならない。それ以前の問題でゴミをださないことを一人一人が意識することが、解決に向かっていく手段の一つになるということ。
表面をきれいにしても終わらないことを島の人たちは暮らしの中で知っている。
暮らしている人たちの言葉はリアルそのもので、それは考えればわかることで本当のことだし、ちょっと美しい言葉を語ったり美しいだろう行いをしたとして大きく変わるものではないけれど、私も含め一人一人ができること、個人の変えられることを変えていくということをやることがベースだとあらためておもいました。
考えと言葉と行動がなるべく一致するように。